ライブ会場での大道具の仕事とは?

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私たちの仕事は、ライブ会場でよく見かけるアーティストが上るステージや、照明を吊るすトラスと呼ばれる鉄物を組み立て施工することがメインです。これらはとても重く一人の力で作業することは困難です。仲間達と共に協力して組み立てていきます。また、ライブ終了後には組み立てた物を解体し、また次のライブ会場へ運ぶのも私たちの仕事です。次会場でのステージ設営も上記同様に私達が責任を持って組み立て、設置していきます。

ライブ当日の役割

ライブ当日はステージを再点検したり、演出の流れに合わせてセットを転換したり、アーティストが乗ったトロッコを黒子となって押したりする仕事も行うこともあります。お客様やアーティストの楽しんでいる表情を間近で見ることが出来、その笑顔の基には自分達が責任持って設営したステージがあります。その瞬間に大道具の仕事に誇りを感じ、やりがいにも繋がっていきます。

安心して最高のパフォーマンスをしてもらう為に

アーティストに心置きなく最高のパフォーマンスをしてもらう為に、私達は組み立てた物がきちんと止まっているか再確認を徹底して行っています。また、現場はたくさんの人が行き交います。自分は何も落としていないと思っていてもその場を去る際は落下物が無いか必ず点検をしています。そして、ステージの床に段差がないか釘が浮いてないかを自らの足と目で確認をします。

全て当たり前のことですが、これらが一番大事な作業とも言えます。

いつでも安心して最高のパフォーマンスをしてもらう為に、私達はいるのです。